洋服直しのご依頼を受けて値段をお伝えしますと、高いと思われることがよくあります。
なぜ高いと思われるのか。
実は洋服のお直しという作業は、作業内容にもよりますが、洋服を一から作る作業より手間がかかる作業なんです。
まずご依頼を受けてどう直すのかを考えます。
→生地やボタンなど材料が必要な場合は買いに行きます。
→修理箇所を直すための“ほどき”の作業があります(これは修理と同じぐらい時間がかかります)。
→使われてる糸と似た色の糸を探します(当社には200種類ぐらいの糸があります)。
→ミシン針を替えて糸調子を合わせます。
→作業に取り掛かります。
→アイロンを掛けて仕上げます
→出来上がりはどうか、糸くずは付いていないかなどの検品作業を、作業者と店舗スタッフで行います。
→以上で完了です。
難しいお直しでは3日かかることもあるほど、一つの物に対し手間隙かけて行うオーダーメイドのような作業であります。
一生着られる服になるよう、気持ちを込めて作業しています。
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